賃貸アパートの給湯器が故障したとき対処法!修理費用・交換手順・注意点を解説

現在賃貸アパートに住んでいて給湯器が故障して使えなくなった場合、給湯器の点検や修理が必要となり、場合によっては商品交換が必要になってきます。

この記事をご覧になっている方の中には

「賃貸で給湯器が故障したらどう対応すればよいのか?」
「給湯器の修理代は誰が払うのか?」
「自分で修理が必要になった場合の費用相場は?」
「自分で交換が必要になった場合の流れは?」

などが気になっている方も多いのではないでしょうか。

結論からお伝えすると、賃貸アパートの給湯器は貸主(管理会社、大家)の所有物であるため、基本的には修理や交換費用を借主(入居者)が支払う必要はありません。ただし、契約内容や故障に至った経緯によっては借主側が支払う場合も出てきます。

そこで今回は、修理代は誰が払うのか、修理費用の相場はいくらぐらいなのか、自分で交換が必要になったときの流れはどうなるのかなど、賃貸アパートで給湯器が故障した場合の対応方法について詳しく解説していきます。

さらに「本当に給湯器が故障しているのか」を確認するポイントもあわせてご紹介していきます。

この記事を読むことで、不要な修理や交換費用の支払いをする必要がなくなる上、スムーズなトラブル解決につながるでしょう。

給湯器の修理代が「貸主」と「借主」どちらの負担になるのか確認する

賃貸アパートで急に給湯器やリモコンが故障すると、慌ててしまって修理や交換の依頼を自分で手配してしまう方は少なくありません。しかし、業者は依頼主に費用請求をしてくるので、「本当に借主が修理依頼や費用の支払いをすべきなのか」を冷静に確認することが重要になってきます。

  1. 修理費用がどちらの負担になるのか確認する方法とは
  2. 貸主が修理費用を負担する場合の相談先と対応方法とは
  3. 借主が修理費用を負担する場合の相談先と対応とは

これらを順番に詳しく解説していきます。

修理費用がどちらの負担になるのか確認する方法

給湯器の修理や交換費用が「貸主」と「借主」のどちらの負担になるかを確認する方法はいくつかあります。

  1. 管理会社・大家に連絡して確認する
  2. 契約書類の内容を確認する
  3. 不動産屋(仲介業者)に確認する

それでは順番に詳しく解説していきます。

貸主に連絡して確認する

一番早くて確実なのは、アパートの契約をしている貸主に直接電話をして確認する方法です。連絡先は契約時の書類を確認してみてください。そして給湯器の故障状況や故障に至った経緯を伝えることで、どちらが費用負担をするかが明確になると思います。

契約書類の内容を確認する

入居前に「貸主」と「借主」の間で契約書を交わし、借主は様々な規約等に同意をして部屋を借りている状況です。給湯器や設備機器に関する責任区分がどのように記載されているかを確認してみてください。関連する記載がない場合や判断に迷う場合は貸主に確認する必要があります。

不動産屋(仲介業者)に確認する

貸主の連絡先がわからない、契約書類も見つからない場合は、仲介してもらった不動産屋に貸主の連絡先を教えてもらう方法があります。あとは早めに貸主に相談をしてください。

貸主が修理費用の負担をする場合

給湯器の故障が借主の故意・過失によるものではなく、特別な契約条件もない場合は、貸主が費用を負担することが一般的です。

給湯器の修理の相談先

貸主が修理費用の負担をする場合、貸主がメーカーや業者に依頼をするのが一般的です。つまり、入居者は貸主に対して「修理に必要な情報」を詳しく伝えておく必要があり、以下の「修理の相談前に準備しておくこと」で詳しく解説していきます。

修理の相談前に準備しておくこと

給湯器の修理受付には、最低限の基本情報と故障状況の確認が必要不可欠です。

  • 給湯器本体のラベル情報(メーカー・型式・ガスの種類・製造番号)の確認
  • 給湯リモコンの型式の確認
  • 故障の状況を整理(故障した日時、故障の症状、エラーコードなど)
  • 借主の修理立会いが可能な日時

これらを準備した上で貸主に相談することで、スムーズな解決につながっていきます

借主が修理費用の負担をする場合

給湯器の故障が故意・過失によるものである、借主が費用負担をする契約になっている場合などは、借主が自分で修理依頼をしなければなりません。

給湯器の修理の相談先

給湯器のメーカー、あるいは専門業者をネットで探して自分で修理依頼を行います。対応の流れは貸主との調整次第ですが、費用を負担しない貸主を窓口に立てる必要はないと思います。

修理の相談前に準備しておくこと

借主が主導で対応する場合は、修理だけでなく商品交換が必要になる可能性も考慮して準備をしておくことをおすすめします。

  • 給湯器本体のラベル情報(メーカー・型式・ガスの種類・製造番号)の確認
  • 給湯リモコンの型式の確認
  • 故障の状況を整理(故障した日時、故障の症状、エラーコードなど)
  • 商品交換を視野に入れ、ネット見積りに必要な写真を撮っておく(給湯器全体、本体ラベル、給湯器周辺、配管部分、リモコン、循環アダプターなど)
  • 借主の修理立会いが可能な日時

これらを準備した上でメーカーや業者に相談することで、スムーズな解決につながっていきます。

アパートの給湯器 修理費用の相場

給湯器の修理費用は保証期間内であれば無料、保証期間外であれば有料となり、保証期間は一般品は1年、BL認定品は2年となっています。延長保証をしている場合は契約期間を超えると有料修理になってしまいます。

補足:ノーリツ|BL認定品とはどういうことですか。

点検や簡単な手直しだけの場合

保証期間外の場合、ガスメーターが作動していただけ、給湯器の電源プラグが抜けていただけ、あるいは使い方を間違っていただけでも、点検依頼をすれば「出張費+技術料(点検・作業費用)」が発生します。費用の目安は次のとおりです。

  • 出張費:2,000~3,000円程度
  • 技術料:3,000~5,000円程度

点検や簡単な手直しで終わる場合は出張費と技術料をあわせて5,000円~8,000円程度が目安ですが、修理依頼前にきっちりと確認しておけば、無駄な費用を払わずに済みます。修理依頼前の確認については、後ほど紹介する「修理前にチェック!本当に給湯器の故障なのか確認する」で詳しく解説していきます。

部品交換が必要な修理の場合

給湯器の構造や設置状況、部品の価格設定、修理する業者によっても修理費用は異なってくるため、以下はあくまでも目安になります。

  • 燃焼系の故障や異常の場合:17,000~33,000円程度
  • 電装系の故障や異常の場合:6,000~46,000円程度
  • 安全装置系の故障や異常の場合:7,500~58,000円程度
  • 水制御系の故障や異常の場合:10,000~35,000円程度
  • リモコンの故障や異常の場合:16,000~38,000円程度

参考:給湯器ドットコム|給湯器交換や修理にはいくらかかるのか?

借主が自分で給湯器を交換するときの流れ

賃貸アパートの借主が自分で給湯器を交換する場面はいくつか想定できます。

  • 給湯器がないアパートに借主が自分で給湯器を設置して故障した
  • 故障時は借主が交換するという契約内容になっている
  • 借主の故意・過失で給湯器を壊して修理不能となった

いずれも稀なケースですが、このような状況に陥った場合でも安くスムーズに対応できるように「業者に交換依頼をするコツ」と「自分で交換作業をするコツ」に分けて解説していきます。

自分でメーカーや業者に交換依頼をする場合

メーカーや業者に給湯器の交換を相談する場合には一連の流れがあり、次の内容を把握して準備しておくことで余計なやり取りを減らすことができ、結果的にスムーズな交換につながります。

  1. 事前に準備しておいた情報や写真をもとに見積り依頼をする
  2. 現場調査に立ち会う
  3. 交換工事の日時を決める
  4. 交換工事の立ち合いをする
  5. 交換費用の支払いをする

それでは順番に詳しく解説していきます。

事前に準備しておいた情報をもとに見積り依頼をする

「修理の相談前に準備しておくこと」の項目でも紹介したように、給湯器の交換には給湯器やリモコンの型式を含む基本情報が必要になります。また、設置状況がわかる写真は現場調査による訪問見積りの場合は不要ですが、ネット見積りの場合は必要になってきます。

現場調査に立ち会う

ネット業者の場合は現場訪問調査をしない場合もありますが、見積り後の追加工事が発生しないように事前に現場調査を依頼して立会いしておくことをおすすめします。「見積り後の追加費用が一切なし」を謳っている業者であれば、現場調査の必要性の有無は業者の判断に任せてよいと思います。

交換工事の日時を決める

見積もり内容で問題がない場合は、工事の日時を確定させます。商品や部材は業者が手配するのが基本となります。共用廊下での作業になる場合は、必要に応じて管理会社や近隣住民の方に連絡をしておきましょう。

交換工事の立ち合いをする

給湯器が外に設置されている場合でも、リモコン設置や運転状況の確認などの作業が発生するため、当日は必ず現場立会いが必要となります。

交換費用の支払いをする

問題なく工事と試運転が完了すれば、費用を支払って完了となります。

自分で交換作業を検討する場合

給湯器交換の専門資格を持っているなど一定の条件を満たせば、工事代を節約するために自分で給湯器を交換することも可能です。

自分で給湯器交換するときの流れ・安く交換するコツは、以下の記事で詳しく紹介しています。

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修理前にチェック!本当に給湯器の故障なのか確認する

「給湯器の故障かも?」と感じる場合でも、結果的には正常であった事例は多々あります。故障ではなかったとしても訪問点検を依頼すると「出張費」と「技術料」が発生するため、修理相談をする前には今一度、次の内容を確認しておくことをおすすめします。

お湯が出ないときの確認項目

給湯器のお湯が出なくなる原因は数多く考えられるため、順番に確認していくことが大切です。

  • 外の天候(大雨や強風)の影響はなさそうか
  • リモコンにエラーコードが出ていないか(2桁、3桁表示の場合あり)
  • リモコンの電源(運転スイッチ)を切っていないか
  • 停電や落雷はなかったか
  • 給湯器の電源プラグが抜けていないか
  • 給湯器本体のガス栓が閉まってないか
  • 冬季は配管凍結の可能性はないか
  • 水の元栓が閉まっていないか
  • 断水していないか
  • 全ての蛇口からお湯が出ない状態か
  • 給湯器設置後、使用年数が10年以上経過していないか
  • ガスメーターが遮断されていないか
  • メーターガス栓が閉まっていないか
  • ガス切れしていないか(プロパンガスの場合)
  • ガス代の未払いはないか
  • 新居の場合、ガスの開栓依頼を忘れていないか

お湯が出ないときの原因・対策方法は、以下の記事で詳しく紹介しています。

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お湯が出ない 原因と対処法

リモコントラブルの確認項目

給湯リモコンで「故障かも?」と感じる場面は「電源がつかない、液晶がつかない、スイッチがきかない」などの症状が発生したときが多いです。リモコン部品の故障や配線トラブルの場合もありますが、正常な場合もあるため、こちらも順番に確認していくことが大切です。

  • 省エネモードで液晶画面が消えているだけではないか
  • 停電していないか
  • ブレーカーが落ちていないか
  • 給湯器本体の電源プラグが抜け落ちていないか
  • 優先モードで温度変更ができない状態ではないか

上記の状況であればリモコンは正常となります。

以上の内容を確認しても解決しない場合は、貸主に相談をして修理や交換の手配を進めていきましょう。

まとめ

以上、賃貸アパートで給湯器が故障した場合、修理代は誰が払うのか、修理費用の相場はいくらぐらいなのか、自分で交換が必要になったときの流れはどうなるのかなど、状況別に対応方法をご紹介しました。

最終的に誰が費用負担をする場合でも、借主が最初に取るべき行動は次の3つです。

「給湯器は本当に故障しているのかを再確認する」
「給湯器の基本情報と故障の状況を確認して整理する」
「貸主に状況を伝えて今後の対応について相談をする」

賃貸の部屋や設備はあくまでも借りものです。その部屋や設備でトラブルが発生すれば、まずは状況を整理して貸主に連絡するようにしましょう。故意・過失による故障でなければ借主が費用負担をする可能性は低いです。一方、借主が費用負担をする契約であっても、最初にすべきことは貸主への相談です。後のトラブルを回避するためにも自己判断で修理や交換を進めることは避けましょう。

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