給湯器のリモコン交換費用はいくら?【自分でやる・業者に依頼】の違いを紹介

ガス給湯器のリモコンにも寿命があり、給湯器本体よりも先に壊れると給湯器一式を交換するのはもったいないと感じる方もいると思います。そこで浮かんでくるのが「リモコンだけ交換する」という選択肢ですが、多くの方は失敗をせずにできるだけ安く交換をしたいと思っているでしょう。

この記事をご覧になっている方の中には

「リモコンを交換すれば故障や不調が改善されるのか?」
「業者に依頼すると交換費用はいくらかかるのか?」
「自分で交換する場合の費用や手順は?」
「どこで買うのが一番安いのか?」

などが気になっている方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、リモコンの故障例、リモコンの交換費用(自分で交換時 / 業者に依頼時)、自分で交換するときの手順、リモコンを安く買うコツについて詳しく解説していきます。

この記事を読むことで、リモコン交換を自分ですべきか、業者に依頼すべきか判断しやすくなり、失敗するリスクを減らして安く交換することができるでしょう。

給湯器のリモコンの故障例

この記事をご覧になっているということは、リモコンにトラブルが発生して交換を検討されている状況と思いますが、はたして本当にリモコンの故障でしょうか?

給湯器のリモコンは電池で動いているわけではなく、給湯器本体から2芯ケーブル(配線)をとおして電源供給されています。つまり、リモコンが故障して動かない場合もあれば、給湯器本体の部品故障や配線トラブルの可能性も考えられるのです。

自分で交換する場合でも業者に依頼する場合でも、まずは無駄な費用をかけないために以下の項目を確認していきましょう。

  1. 液晶画面が表示しない場合の確認
  2. 電源がつかない場合の確認
  3. 温度変更やスイッチがきかない場合の確認

それでは順番に詳しく解説していきます。

給湯器の交換はどこに頼むべき?業者選びのポイントと手段を解説!

リモコンの液晶画面が表示しない

給湯リモコンの液晶画面だけがつかないという症状は決して少なくありませんが、これには正常な場合と故障の場合があります。

省エネモード(正常な場合)

給湯リモコンの画面が消えていると「故障かも」と思いがちですが、リモコンには「省エネモード」があり、お湯の利用やリモコン操作が一定時間ない場合は液晶の表示を自動で消す仕組みになっています。

しかし、主電源は「入」の状態ですので、お湯の蛇口を開けるかリモコン操作をすれば液晶画面は再び表示されます。この場合は故障ではないため、リモコン交換は不要です。

液晶回路の異常(故障の場合)

省エネモードも関係なく、液晶画面だけが表示されない場合は液晶に関係するリモコン内部の電子部品の故障などが考えられ、リモコンの交換が必要となる可能性が高いです。台所と浴室にリモコンがある場合は、表示状態を比較することで原因を絞り込みやすくなります。

液晶だけでなく運転スイッチもつかない場合は次項の「リモコンの電源がつかない」を参考にしてください。

リモコンの電源がつかない

給湯リモコンの電源がつかない場合は、「リモコン側」「配線」「給湯器側」「ブレーカー」のいずれかに異常が生じている可能性があります。

リモコン側の故障

給湯リモコン本体が故障すると電源がつかなくなります。この場合はリモコンの交換が必要となります。

配線異常

給湯リモコンと給湯器本体をつなぐ2芯ケーブル(配線)に断線や腐食、外れが生じていると電源供給ができずに電源がつかなくなります。この場合はリモコンの交換は不要ですが配線の交換や手直しが必要となります。

給湯器側の故障

給湯リモコンは給湯器本体の電装基板と通信しており、給湯器側の基板が故障した場合でもリモコンの電源がつかなくなることがあります。この場合はリモコンの交換は不要ですが給湯器側の部品交換が必要となります。

停電・ブレーカー

給湯器はコンセントから電源を取っており、停電の発生やブレーカーが落ちることで作動しなくなります。そしてリモコンも電源が取れなくなるため、電源がつかなくなります。この場合は停電の解消やブレーカーの対処で復活するため、リモコンの交換は不要となります。

その他のトラブル

給湯リモコンが故障したと感じる状況は電源や液晶トラブルだけではなく、温度変更ができない、スイッチがきかないなどの症状も考えられます。

温度変更ができない

温度変更ができない症状にも3つのパターンがあります。

  1. 優先モードが影響して温度変更ができない状態(正常)
  2. スイッチや電子部品の故障で操作ができない場合(リモコン側の異常)
  3. リモコンの温度変更はできるも、お湯の温度が変わらない(給湯器側の異常)

このように使い方の認識不足の場合もあれば、給湯器側の部品交換が必要な場合もあり、必ずしもリモコン交換が必要とは言い切れません。

スイッチがきかない

優先モードが関係ない状況でリモコンのスイッチ操作ができない場合は、リモコン本体の故障の可能性が高いため、リモコン交換が必要となります。

給湯器のリモコン交換費用【自分でやる場合・業者に依頼する場合】

リモコン交換を自分で挑戦する場合は、必ずと言っていいほど失敗や後悔をする人が出てきますが、問題なく対応できれば安く交換できるメリットがあります。

業者に交換を依頼する場合は、自分で対応するよりも割高になります。しかし、失敗するリスクがなくなり、万が一トラブルが発生しても自己責任にならないメリットがあります。

  1. 自分でリモコン交換する場合の費用とリスク
  2. 業者にリモコン交換を依頼する場合の費用

それでは順番に詳しく解説していきます。

自分でリモコンを交換する場合

自分で交換する場合ですが、メーカーは一般の利用者に対して消耗品などの部品以外は供給してくれません。理由は利用者が自分で交換をして故障や事故が発生することを懸念しているからです。そのため、リモコンを入手するには「同じ型式の商品」をネット販売店などから購入する必要があります。

リモコン(商品)購入費用

給湯器のリモコンには非常に多くの種類があり、価格帯も幅広いのが特徴です。また、台所リモコン単体、浴室リモコン単体、台所と浴室のセットリモコンでも価格が異なってきます。

定価:1万円前後~5万円以上
販売価格(目安):定価の40%~60%OFF

機種や店舗によっては割引率が40%以下の場合もあれば、60%を超える場合もあります。

取付工事費用

自分で交換する場合は基本的に工事費用がかかりません。

知っておくべきリスク

自分で交換をするということは、トラブルが発生してもすべて自己責任となるのが大前提です。施工不良による被害拡大のリスクも決してないとは言い切れません。

また、前項の「給湯器のリモコンの故障例」でも解説してきたように、リモコンの故障と思ってリモコンを取り寄せても、結果的にリモコンが故障していなかったパターンはありがちです。さらに商品の型式を間違うパターンもありがちで、正常に作動しない可能性が高い上、返品も難しいので注意が必要です。

業者に依頼する場合

販売店などの業者が交換する場合ですが、リモコン交換は一般的に「修理」に該当します。そのため、メーカーから取り寄せるリモコンは「部品扱い」になるため、大きな割引は期待できないでしょう。

リモコン(部品)購入費用

給湯器の販売店は「給湯器販売」「リモコン販売」「取付工事」のセットが基本であるため、リモコン目的だけの場合は、販売店の対応にも温度差が出てくるかもしれません。

定価:1万円前後~5万円以上
販売価格(目安):定価の20%~50%OFF

商品として購入する場合でも、楽天などで購入するよりはやや割高と考えるべきでしょう。依頼する業者によっては良心的な価格で対応してくれますが、部品対応の場合は割引がほとんどない場合もあります。

取付工事費用

リモコン交換は修理扱いとなるのが一般的であるため、作業時間で費用が異なってきます。

出張費:2,000~3,000円程度
作業費用:5000円程度~

故障部位の特定に時間がかかったり、配線が断線していたりすると作業時間が長引く可能性もあり、作業費用もその分追加となります。

自分で給湯器のリモコン交換するときの手順

給湯リモコンのメーカーや機種によって作業内容が異なるため、基本的には設置工事説明書のとおりに進めていく必要があります。(取り外す場合は作業をさかのぼる)

台所リモコンの場合

台所リモコンの場合は次の手順で行います。

  1. 電源プラグを抜く
  2. 古い台所リモコンを取り外す
  3. 配線を外す
  4. 固定金具を取り換える
  5. 配線をつなぐ
  6. 新しい台所リモコンを取り付ける

それでは順番に解説していきます。

電源プラグを抜く

リモコンは給湯器とつながっている状態ですので、安全のために給湯器の電源プラグを抜いてから作業を行います。

古い台所リモコンを取り外す

台所リモコンは壁に取り付けられた固定金具に引っかけているだけです。機種によって外し方は異なりますが、本体を上にスライドさせて外すのが一般的です。

配線を外す

外したリモコンの裏側を確認すると配線2本がY端子で接続されており、ドライバーでビスを緩めて配線を外します。このとき、壁の穴の中に配線が落ち込まないように注意が必要です。

固定金具を取り換える

同じ型式であれば固定金具は再利用できますが、別のタイプのリモコンを購入した場合(金具の形状が異なる場合)は取り替える必要があります。金具を固定する際にビスをしめすぎると金具が変形し、リモコンを取り付けた際に誤作動を起こす場合があるので注意が必要です。

配線をつなぐ

配線2本(Y端子)を再度ドライバーでビス固定します。

新しい台所リモコンを取り付ける

壁に取り付けている固定金具にはめ込み、給湯器の電源プラグを差し込んでリモコンの液晶やランプが表示されれば完了です。

浴室リモコンの場合

浴室リモコンの場合は次の手順で行います。台所リモコンよりはやや難易度が高く、配線接続やコーキングに自信がない方は業者に依頼することをおすすめします。

  1. 電源プラグを抜く
  2. コーキングを取り除く
  3. 古い浴室リモコンを取り外す
  4. 配線を外す
  5. 古い下地をはがす
  6. 新しい下地をつける
  7. 配線をつなぐ
  8. 新しい浴室リモコンを取り付ける
  9. コーキングを行う

それでは順番に解説していきます。

電源プラグを抜く

台所リモコンと同様で、安全のために給湯器の電源プラグを抜いてから作業を行います。

コーキングを取り除く

浴室リモコンは防水処理のためにコーキングがされています。リモコンと取り外すためにはコーキングを取り除く必要があります。

古い浴室リモコンを取り外す

浴室リモコンの取り付け方はメーカーや機種によって異なりますが、リモコンのカバーを外すとビス固定されている場合が多いです。ビスをドライバーで外し、リモコン本体も取り外します。(スイッチボックスが使われている場合などもあり、必ずしも同じ要領とはいきません。)

配線を外す

浴室リモコンの場合はコネクター接続されている場合もあれば、現場でカットして閉端接続子で接続されている場合もあるため、状況に応じて適切に外します。

古い下地をはがす

浴室リモコンは台所リモコンのように固定金具がなく、下地(パッキン)が使用されており、これをキレイにはがしていきます。

新しい下地をつける

リモコンに同梱されている新しい下地(パッキン)を貼りつけます。

配線をつなぐ

従来と同じように配線を接続し直します。

新しい浴室リモコンを取り付ける

浴室リモコンを正しく取り付けます。

コーキングを行う

最後にコーキングを行い、給湯器の電源プラグを差し込んでリモコンの液晶やランプが表示されれば完了です。

給湯器のリモコンはどこで買うのが一番安いのか?

業者に依頼する場合は、交換部品は業者が準備するのが基本であるため、あらかじめ価格(割引率)を確認しておくことをおすすめします。業者の中には部品ではなく商品で準備をして安く提供してくれる場合もありますが、各業者の経営スタイルで対応は様々です。

安く買うならネットがおすすめ

給湯器のリモコン(商品)は、ネットで最安値を探す方法がおそらく一番安く買えるでしょう。給湯器の販売業者を探すよりは楽天やYahoo!ショッピングなどで最安値を探すことをおすすめします。商品は自分で準備して取付作業だけを業者にお願いするのも費用を抑える手段の一つです。ただし、リモコン取付だけの依頼であれば対応を断る業者も出てくるでしょう。

中古販売は注意が必要(ヤフオク・メルカリなど)

中古販売されているリモコンはピンキリです。この記事で紹介してきたように自分でリモコンを購入して結果的に不要になった新品(未使用)の出品もあるでしょうし、完全に使い古しの場合もあるでしょう。ただし、いずれも保証の対象外になります。

リスクを承知で購入する場合はメーカーと型式を必ず確認してください。見た目が同じでもメーカー仕様とガス会社仕様が存在するので注意が必要です。

まとめ

以上、リモコンの故障例、リモコンの交換費用、自分で交換するときの手順、リモコンを安く買うコツについてご紹介しました。

リモコントラブルにおいては、まずは本当にリモコンの故障なのかを確認し、無駄な商品購入や修理依頼を避けましょう。自分で判断が難しい場合はメーカーに状況や症状を伝えてアドバイスをもらうとよいでしょう。その上でリモコン交換が必要な場合は、ネットで安い商品や業者を探してみてください。

ただし、交換までを自分で行うかどうかは最終的に自己判断になります。

実際に自分で安くスムーズに交換できた方もいますし、逆に被害を拡大させて高額修理を依頼する結末になった方もいます。リモコン交換は決して難しい作業ではありませんが、この記事を読んでみて少しでもリスクを避けたいと感じた方は業者に作業を任せるほうがよいと思います。

給湯器の見積りを依頼するときの注意点は?抑えておくべきポイントも解説

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