給湯器のつけっぱなしは危ない?火事になる?3つの設置タイプ別に解説

ガス給湯器をつけっぱなしにすると不安になる方も少なくありません。

この記事をご覧になっている方の中には
「ガス給湯器のつけっぱなしで火事や危険な状態にならないか?」
「リモコンの電源はつけっぱなしで大丈夫なのか?」
「無駄に電気代やガス代がかからないか?」
などが気になっている方も多いのではないでしょうか。

結論からお伝えすると、最近のガス給湯器は運転を止め忘れても火事などにつながる心配はありません。ただし、長期間使用による経年劣化が進んでいると思わぬ事故につながる可能性もゼロではありません。

そこで今回は、3タイプ別に給湯器をつけっぱなしにすることで危険な状態にならないか、つけっぱなしにした場合の6つの影響を詳しく解説していきます。

また、リモコン付きの場合は「リモコンの電源つけっぱなしによるデメリット」についてもあわせて解決していきます。

この記事を読むことで、給湯器のつけっぱなしによる危険性や光熱費に対する知識が得られ、安心して使用をすることができるようになるでしょう。

給湯器をつけっぱなしにすると危険な設置タイプもある

 
ガス給湯器には様々な設置形態があり、今回は一般的な壁掛設置式2タイプとバランスふろがまに分けて解説していきます。さらに、リモコンつけっぱなしの不安についても解決していこうと思います。

  1. 様々な住宅に設置されている壁掛設置式(屋外タイプ)
  2. マンションやアパートに多い壁掛設置式(屋内タイプ)
  3. 公団住宅などに多いバランスふろがま
  4. リモコンの運転つけっぱなし(給湯器全般)

1.屋外壁掛設置式タイプの場合

屋外壁掛設置式タイプのガス給湯器には、給湯専用機、ふろ給湯器、給湯暖房用熱源機などの種類があり、それぞれ壁掛タイプ、据置タイプ、マンションのパイプシャフト(PS)設置タイプなど様々な設置形態に対応できるバリエーションが販売されていますが、機器の基本構造はどれも同じです。

危険な状態になる可能性

外出時や就寝時に「お湯を止め忘れたかも?」と不安になる方は少なくないでしょう。結論からお伝えすると、給湯器が正常に作動していれば、お湯を出しっぱなしにしても危険な状態にはなりません。

仮に給湯器に異常が生じるとエラーコードをリモコンに表示させて機器を停止できます。また、正常に作動している場合でも、連続60分以上の運転で自動停止させてくれる機種も多いです。(対応の有無は取扱説明書を参照ください)

追いだきや暖房運転の場合も正常に作動していれば、同じく危険な状態にはなりません。

しかし、上記はあくまでも正常に作動している場合の話です。古い給湯器の場合、経年劣化や仕様想定外のトラブルが伴う場合は、火事の原因や危険な状態になる可能性もないとは言い切れません。

危険を回避するポイント

とくに多い事例はお湯の出しっぱなしです。
これはシャワーや蛇口の止め忘れが原因ですので、対応方法は止め忘れないようにするしかありません。多くの機種は約60分で給湯器の燃焼が自動で止まりますが、作動させ続けるメリットは全くありません。

普段から心配性な方は、外出時や就寝時はリモコンの電源を切る習慣をつけることをおすすめします。水は出たままになりますが、リモコンの電源がついていないとガス回路は閉じる仕組みになっているので、ガスが出続ける危険性は回避できます。

2.屋内設置式タイプの場合

屋内設置式タイプのガス給湯器には、給湯専用機、ふろ給湯器、給湯暖房熱源機などの種類があり、主にFE式やFF式などがあります。

FF式とは・・・給排気等を使用して、給排気を屋外で強制的に行うタイプ
FE式とは・・・給気を屋内で行い、排気は排気筒をとおして強制的に屋外へ排出するタイプ

危険な状態になる可能性

結論からお伝えすると、屋外式と同様で給湯器が正常に作動していれば、お湯を出しっぱなしにしても危険な状態にはなりません。

ただし、経年劣化や仕様想定外のトラブルが伴った場合は、危険な状態になる可能性がないとは言い切れません。COセンサーが搭載されていない古い機種は特に注意が必要です。

もしも給湯器に何らかの異常が生じて「ガス漏れ」「水漏れ」「発火」「不完全燃焼」など最悪の事態が生じれば、居住空間や人体に大きく影響が生じる可能性が屋外式よりも高くなるといえるでしょう。

危険を回避するポイント

屋外式と同様に、給湯器をつけっぱなしでも基本的には安全装置などが働いて機器停止をさせてくれます。しかし、給湯器が異常な状態に陥った場面を想定すると、屋外式の給湯器よりもリスクが高いため、できる限り「不要時は停止しておく」ことを強くおすすめします。

屋内式は給湯器本体にリモコンが組み込まれているタイプが多いので面倒かもしれませんが、外出時や就寝時は運転を「切」にしておくことでリスクを減らすことができるでしょう。

3.バランスふろがまタイプの場合

バランスふろがまは浴室内の浴槽横(生活空間内)に設置するため、とくに注意したい機種でもあります。

危険な状態になる可能性

このタイプで多いのが口火(種火)のつけっぱなしです。

使い方を間違えたり、消し忘れたまま放置すると、火事や事故につながるリスクも高いと考えておくべきでしょう。

対処ポイント

使い終わったら必ず「切」の状態にするようにしましょう。

バランスふろがまは運転つけっぱなしの有無だけでなく、使用方法を間違えると「やけど」や「爆発着火」など様々な事故につながる可能性があります。基本的な設計が古いため、壁掛式の給湯器よりも注意する必要があるといえるでしょう。

今一度、使用中機種の取扱説明書を確認することが安全に使うためのポイントです。

給湯リモコン付きの場合(給湯器全般)

台所リモコンや浴室リモコンが設置されている場合は、「リモコンのつけっぱなし」に関する不安や疑問をお持ちの方も多いです。

危険な状態になる可能性

リモコンについては、年中つけっぱなしの世帯もあれば、未使用時はこまめに消す世帯もあります。

仕様としてはリモコンの電源が「入」の状態でもお湯を出したりしない限り、点火しない(ガスが出ない)仕組みになっているため、つけっぱなしだから危険とはなりません。

ただし、経年劣化や仕様想定外のトラブルが伴った場合は、危険な状態になる可能性がないとは言い切れません。

対処ポイント

リモコンのつけっぱなしについては、決まった答えがなく、各世帯の使い勝手や価値観の違いで対応もバラバラです。

ですが、長時間使用しない場合は「切」にすることを推奨しているメーカーもあります。

Q 長時間リモコンの運転スイッチを入れたままで大丈夫ですか。
A 就寝前や、お出かけの際は運転スイッチを切ることをおすすめします。
出典:ノーリツ|よくあるご質問

電気代節約にもつながりますし、給湯器の想定外のトラブルも考慮した場合も、未使用時にはリモコンを「切」にしておくとリスクの軽減につながります。

給湯器をつけっぱなしにした場合の6つの影響

ガス給湯器は、「ガス」「水」「電気」の供給があって初めて作動します。つまり、給湯器をつけっぱなしにすると様々な無駄が発生する上、予期せぬリスクも高まります。

それでは6項目を順番に解説していきます。

  1. ガス代がかかる
  2. 電気代がかかる
  3. 水道代がかかる
  4. やけどのリスク
  5. 小さな子どもによる操作
  6. 異常時のリスクが高まる

1.ガス代がかかる

お湯を出しっぱなしにした場合、約60分で止めてくれる機種も多いですが、その間は無駄なガスを使い続けていることになります。

追いだきや暖房も同様で、ガス代の無駄になりますし、余計な作動をさせることで給湯器の寿命を短くする原因にもなります。

2.電気代がかかる

給湯器をつけっぱなしの場合、様々な部品が電気を使って作動し続けていることになります。また、運転中はリモコンの液晶も常に表示した状態なので無駄な電気代を使い続けていることになります。

未使用時のリモコンのつけっぱなしの場合、待機消費電力という微々たる電力を使っています。リモコンの機種にもよりますが、1~8W程度です。こまめに消すと年間で数百円からの節約になります。

3.水道代がかかる

お湯を出しっぱなしにした場合、ガスや電気だけでなく水も使い続けていることになります。

4.やけどのリスク

バランスふろがまの場合、長時間運転により高温になるリスクがあります。浴槽に入る場合はお湯の温度を確認してから入浴することをおすすめします

5.小さな子どもによる操作

小さな子どもがいる家庭は、外出時などには注意をしておきたいところです。例えばガスコンロであればロックをすることでイタズラによるリスクを減らすことができるように、給湯器でもリモコンを「切」にすることがロックにつながります。

万が一、お風呂の蛇口を勝手に開けてもガスは止まったままですし、シャワーから高温のお湯が出てやけどをするリスクなどを防止できます。

6.異常時のリスクが高まる

給湯器は異常時な状態になると様々な安全装置が働くようになっています。しかし、長期間使用によって部品が劣化することで安全装置が正常に働かないケースなども考えられます。

給湯器をつけっぱなしで外出し、タイミング悪く給湯器に想定外の異常が生じたり、火事などの事故につながることもないとは言い切れません。

まとめ

以上、給湯器をつけっぱなしにすると危険な状態にならないか、給湯器やリモコンをつけっぱなしにした場合の影響についてご紹介しました。

古い機種やバランス釜などを除き、最近の給湯器は使用時の消し忘れも考慮してより高い安全設計をされているものがほとんどです。

そのため、「給湯器のつけっぱなし」に対して過度に心配する必要はありません。しかし、これはあくまでも「正常時における仕様上」の話です。

国やメーカーが点検や交換を推奨する10年を超えて使用を続けると、経年劣化による故障や正常に安全装置が働かないなどのリスクも高まってきます。より安全・安心をもとめるならば、給湯器やリモコンのつけっぱなしを避けるほうがよいといえるでしょう。

とくに最近、給湯器の調子が悪い、お湯の温度が安定しない、ガス代が高い気がするなど、いつもと違う気がする場合は部品の劣化が進んでいる可能性もあり、注意が必要です。

給湯器は毎日使う重要な設備ですので、安全・安心が一番です。すでに10年近く使用している場合は、点検や交換の検討をおすすめします。

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