元販売員が教える給湯器お湯が出ない時の対処方法!お湯が出ないときはガス系統や電気系統が原因の可能性が◎!

今、この記事をみている方の大半は、急に自宅のお湯が出なくなり、困っているのではないでしょうか。実は、お湯が出なくなる原因はさまざまであり、原因によって対処方法が異なるのです。

家のお湯が出なくなり、困っている人の中には、

  • 水は出てくるがお湯が出なくて困っているので原因と対処方法が知りたい
  • 水もお湯も出なくて困っているので原因と対処方法が知りたい
  • もし給湯器を修理や交換する場合はどうすれば良いのか

などが気になっているのではないでしょうか。

今回の記事では、お湯が出ないお悩みを解決するため、元ガス器具の販売員で、修理対応も多数対応してきた筆者が、ケース別にお湯が出ない原因と、復旧するための対処方法について詳しく解説します。

お湯が出ないと生活に大きく影響するので、焦ってしまうかと思いますが、まずは落ち着いて現況を確認し、対応するようにしましょう。

また、記事の後半ではお湯が出ない原因を作りださないための予防策や、給湯器の修理・交換をする手順も解説しているので、あわせてご覧いただくと幸いです。

目次

水は出るけどお湯が出ない場合【ガス系統に原因がある場合】

まずは、水は出るけどお湯が出ない場合について解説します。水は出るけどお湯が出ない場合、考えられるパターンは以下の3つです。

  • ガス系統に問題がある場合
  • 電気系統に問題がある場合
  • その他の要因が関係している場合

結論を先にお伝えすると、お湯が出ない原因はガス系統にあることが多いので、まずはガス系統に異常がないか確認しましょう。ここでは、お湯が出ない場合に考えられるガス系統の原因について、解決方法とともに解説します。ご自身の状況と当てはめながら試してみてください。

考えられる原因は以下の通りです。

  • エラー表示が出ている
  • ガスの元栓が締まっている
  • 給湯器の配管が凍結している
  • ガスメーターの安全装置が作動している
  • プロパンガスの残量不足

それでは、順番に解説します。

エラー表示が出ている

お湯が出ないの多くは、給湯器のエラーが関係していることがほとんどです。ここでは、お湯が出ない場合に発生するエラーコードと対処方法について解説します。ちなみに、エラーコードは給湯器のリモコンに英数字で表示されます。(大半は数字のみ)

なので、お湯が出ない場合はリモコンにエラーコードが出ていないか確認しましょう。

エラーコード 111が出ている場合

エラーコード111が出ていたら、給湯器が点火不良を起こしていることを表しています。まず、この点火不良とはそもそもなんでしょうか?

点火不良は、給湯器のガスが供給されず、火がつかない状態を指しています。つまり、ガスが供給されずにお湯が作れない状態を指しているのです。

点火不良になる主な原因は、大雨や落雷などの悪天候が発生した際に安全装置が作動したときや、ガスメーターが止まっているなど、ガスの供給が止まっているときに発生します。

安全装置の作動の場合は、給湯器本体の電源を一度切り、再度作動させるか、水を浴槽にはって追い焚きすれば解決することが多いです。

ガスの供給が止まっている場合は、ガスの元栓が閉まっているか、プロパンガスの残量がなくなっている可能性もあるので、あわせて確認しましょう。

一方で、給湯器の中にある点火装置が故障し、着火できない可能性もあります。点火装置などの部品が壊れた場合は、給湯器の使用年数が7年未満であれば修理、7年を超えているようであれば給湯器本体の交換をおすすめします。※7年が修理するか交換するかのちょうど境目です。

なお、修理が必要な場合の費用など、エラーコード111に関しては、以下の記事でより詳しく解説しています。エラーコード111が発生している場合はあわせてご覧ください。

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エラーコード121が出ている場合

エラーコード121は途中失火、つまり、最初の段階は点火するけど途中で火が止まる状態を指しています。エラーコード111と類似していますが、最初の点火はできる点に違いがあります。

エラーコード121の場合も、111と同様に電源を一度切って再度作動する、もしくは水をはって追い焚きすると復旧する場合が多いです。

それでも復旧しない場合は、給湯器本体の部品が故障している可能性が高いので、修理を依頼するか、使用年数が7年を超える場合は交換をおすすめします。

エラーコード121が故障した場合の詳しい対処方法などは、以下の記事で紹介してるので、自宅の給湯器にエラーコード121が表示されている場合は、あわせてご覧ください。

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エラーコード140が出ている場合

エラーコード140は、多くは過熱防止装置(温度ヒューズ)の作動をあらわしています。過熱防止装置(温度ヒューズ)が作動するということは、何らかの理由で給湯器が通常よりも熱くなり、安全のための一度給湯を停止している状態を指しています。

この何らかの理由は、熱交換器やバーナーなどの燃焼系の部品が故障しているケースが多いですが、明確な原因を特定するには業者に点検してもらうしかありません。

※ちなみに、燃焼系の部品が故障すると5万〜6万円の修理費用が発生する可能性もあります。

エラーコード110や121のように、電源を入れ直すことで改善される場合もありますが、多くは燃焼系の部品が原因しています。電源を入れ直してだめだったら、すぐに業者に相談しましょう。

なお、エラーコード140についても、以下の記事で詳しく解説してますので、自宅のリモコンに140が表示されているようでしたら、参考にしてください。

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原因2 ガスの元栓が締まっている

エラーコードに次いで意外に多いのが、ガスの元栓が締まっているケースです。基本的にガスの元栓は開けっぱなしにしますが、点検にきたガス業者が締めたままにして帰ってしまうなど、外的な要因によって発生することが考えられます。ガスの元栓を確認し締まっているようなら、元栓を開ければ解決します。

ちなみに、ガスの元栓は、壁掛け型給湯器の場合は給湯器本体の真下、据え置き型給湯器の場合は給湯器の横についているので確認しましょう。ガスの元栓はガスコンロの元栓と同様、ツマミのような形状をしているので、他の給水栓などと間違えないように注意してください。

原因3 給湯器の配管の凍結

寒冷地など、外気の気温が0度を下回るような環境で給湯器を使用していると、配管内の水が凍結して一時的に給湯器が使えない場合があります。また、寒冷地でなくても、気温が著しく寒くなる早朝の時間帯は配管が凍結するかもしれません。

ちなみに、凍結する配管は、給湯器の外側にある給湯・給水・追い焚き配管のほか、給湯器内部を通っている配管も含まれます。

配管が凍結した場合の対処方法は、基本的に自然解凍を待ちましょう。間違っても、配管にお湯をかけたりその他の方法で温めたりしないようしてください。

凍結している配管にお湯をかけると、配管に亀裂が入り、給湯器jの使用自体ができなくなる可能性があります。そうなると、修理する必要があるので、結局お湯を使うまでに余計な時間と費用をかけることになり、本末転倒です。そういった事態を避けるためにも、配管にお湯は絶対にかけないようにしてください。

原因4 ガスメーターの安全装置が作動している

お湯が出ない原因には、ガスメーターの安全装置が作動している場合があります。安全装置が作動する主な原因は、地震など天災によるものや、ガス機器の消し忘れによる長時間利用が関係していることが多いです。いずれも、ガスが原因となる火災を防ぐため、安全装置が作動します。

ガスメーターの安全装置が作動した場合は、ガスメーター本体にある復帰ボタンを押すことで復旧します。復帰ボタンについては、ガスメーターの種類によって、ついている場所が異なります。詳しくはガスメーターの説明書を確認するか、取り扱っているガス業者のサイトを確認、あるいは直接連絡して確認しましょう。

参考までに、東京ガスのガスメーターの復帰方法についてのリンクを貼ります。

原因5 プロパンガスの残量不足

プロパンガスを使用している家庭の場合だと、お湯が出ない原因がプロパンガスの残量不足の可能性もあります。

プロパンガスの残量が不足している場合は、ガスのタンクに記載されているガス業者に連絡をとり、点検してもらいましょう。プロパンガスの残量不足が原因だったら、ガスのタンクを取り替えてもらえれば解決します。

もし、プロパンガスの残量不足が原因でなくても、ガス業者に点検してもらえば原因が特定できるので、迷ったらすぐ連絡しても良いでしょう。

ケース2 水は出るけどお湯が出ない場合【電気系統に原因がある場合】

続いて、水は出るけどお湯が場合について、電気系統に原因がある場合を解説します。お湯が出ない場合は、お湯の供給源である給湯器、つまりガス系統に問題があると思いがちです。

確かに、お湯が出ない場合は、ガス系統げ原因であることがほとんどです。しかし、中には電気系統が原因の可能性もあります。

冒頭で説明したガス系統の原因で試しても復旧しない、そもそもリモコンの電源がつかない、といった事象が発生するならば、電気系統を確認しましょう。

ここでは、以下の考えられる原因を解決方法とともに解説します。

  • コンセントが抜けている
  • リモコンの電源が入っていない
  • 漏電によってブレーカーが落ちている

それでは、順番に解説します。

原因1 コンセントが抜けている

意外かもしれませんが、給湯器のコンセントが抜けている事案は結構あります。いたずらでコンセントを抜かれているケースもあれば、コンセントは割と簡単に抜けてしまうので、野良猫や野良犬がコンセントを引っ張って抜いてしまう、というケースも少ないですが考えられます。

もし、確認してコンセントが抜けているようであれば、再度差し込んで作動させましょう。

原因2 リモコンの電源が入っていない

普段、給湯器のリモコンをつけっぱなしにしている場合、なにかの拍子でリモコンの電源が切れてしまうと、お湯が出なくなったと勘違いするケースが多いです。リモコンの電源が入っていないことが確認できたら、リモコンの運転スイッチをONにしましょう。

もし、リモコンのボタンを押しても何の反応も無い場合、原因1で解説したコンセントが抜けている可能性が高いので、あわせて確認しましょう。

原因3 ブレーカーが落ちている

ブレーカーが落ちると、電源供給が遮断されるので給湯器を使うことができません。「ブレーカーが落ちるとほかの電化製品も使えないからすぐに気づくのでは?」と思う方も多いかと思います。

確かに、夜なら照明もつかなくなるのですぐに気づくと思います。しかし、昼間の明るい時間、電気を使っていないタイミング(読書や勉強中など)でブレーカーが切れたりすると、気づかないケースがあります。

ちなみに、ブレーカーが切れる原因は、電気を一気に使いすぎたケース、漏電を起こしたケースが多いです。ブレーカーの復旧方法に関しては、以下の記事が参考になります。ブレーカーが落ちていた場合は参考にしてみてください。

ケース3 水は出るけどお湯が出ない場合【そのほかの原因がある場合】

水は出るけどお湯が出ない場合で、ガスも電気も異常なかったとき、考えられるケースは以下の通りです。

  • 自然災害により安全装置が作動している
  • 混合水栓が故障している
  • お湯の残量がない(電気温水器やエコキュートをお使いの方)

順番に解説します。

原因1 自然災害により安全装置が作動している

大雨や地震など、自然災害が発生したことにより、給湯器の安全装置が作動している可能性があります。安全装置が作動している場合はエラーコードが表示されるので、エラーコードの内容を確認し、給湯器の説明書などをみて解決するか、解決しない場合は業者に連絡して対処しましょう。

原因2 混合水栓が故障している

混合水栓とは、台所やお風呂で使用されている、お湯と水の両方が使える水栓のことを指します。

水が出るけどお湯が出ない場合、混合水栓に内蔵されている、バルブカートリッジという部品が故障している可能性が高いです。もし、バルブカートリッジを交換する場合は、メーカーごとに規格や手順が異なるので注意が必要です。

10,000円弱の費用でできるので、無理せず水道業者に修理を依頼するのも一つの手でしょう。

原因3 お湯の残量がない(電気温水器やエコキュートをお使いの方)

エコキュートや電気温水器など、お湯を貯める方式、いわゆる貯湯式の給湯システムを使用している場合は、タンクのお湯の残量がなくなっている可能性があります。

普段通りの使用量であれば、タンクのお湯がなくなることはないのですが、来客など突発的にお湯の使用量が増加した場合はタンクのお湯がなくなる可能性もあるので、注意しましょう。

ケース4 水もお湯も出ない場合

当然ですが、給湯器は水道水が供給されないとお湯を作ることはできません。蛇口をひねっても水すら出ない場合は、水道が原因である可能性が高いです。

ここでは、水道が止まってしまう以下の原因について解説します。

  • 住んでいる地域で断水工事をしている
  • 水道の元栓が締まっている
  • 水道の止水栓が締まっている

順番に解説します。

原因1 住んでいる地域で断水工事をしている

水が出ないようなときは、地域で断水工事をしている可能性があります。断水工事の際には、必ず事前告知がされますが、見落としてしまう可能性もあるので、住まいの自治体のホームページなどで断水情報を確認しましょう。

ちなみに、断水工事がされている間は、工事が終わるまで待つしかありません。

原因2 水道の元栓が締まっている

かなり稀なケースですが、水道を供給する元栓が締まっているかもしれません。通常、水道の元栓に触れることは無いと思いますが、水道業者が点検に来た際に締めたままにしたか、誰かのいたずらで締められた可能性もあります。

水道の元栓は家の敷地内に必ずあり、大半は地中に埋まっていて蓋をされています。蓋を開けると水道メーターとともに水道の元栓が格納されてるので、元栓が締められていることを確認したら元に戻しましょう。

原因3 給湯器の止水栓が締まっている

給湯器の止水栓は、給水栓や給水バルブとも呼ばれていますが、給湯器への水の供給を調製する水道管のようなイメージを持っていただければ良いでしょう。

止水栓も基本的に私生活の中で触れる機会は少ないので、業者が点検後に締めたままにしたか、いたずらで締められた可能性があります。止水栓も、締まっていることが確認できたら元に戻せば良いのですが、元に戻す際には、ガス管などほかの配管と間違えないように注意してください。

【要注意】こんな症状がでたらすぐに業者に連絡を

ここまで、お湯が出ない場合の対処方法をいくつか解説しましたが、もし、これから紹介する症状が出たら直ちに業者に連絡してください。最悪の場合、命の危険に関わりますので、見つけたらすぐに行動しましょう。具体的には以下の3つの症状です。

  • 給湯器から黒い煙が出ている
  • 給湯器から異臭がする
  • 給湯器から異音がする

順番に解説します。

給湯器から黒い煙が出ている

給湯器から黒い煙が出ている=不完全燃焼を起こしている可能性が非常に高いです。不完全燃焼とは、燃焼するとき空気中の酸素が足りなくなる状態を指し、放っておくと一酸化炭素中毒を引き起こし、最悪の場合死亡するケースもあります。

給湯器から異臭がする

給湯器から異臭がする場合も要注意です。特にガス臭い場合、給湯器が不完全燃焼を起こしている可能性もあります。

臭いだけでは断定はできませんが、何かしらの異常が生じているサインでもあるので、発見次第、業者に連絡して相談しましょう。

給湯器から異音がする

給湯器本体から聞いたことのない音が聞こえる場合、給湯器本体に異物が入っているかもしれません。放っておくと同じく不完全燃焼を引き起こすきっかけになりかねないので、発見次第、業者に連絡して相談しましょう。

給湯器が故障した場合の対応について

不完全燃焼などによるものではなく、何らかの原因で給湯器本体が故障した場合、とるべき行動は修理か交換です。

ここでは、給湯器が壊れた場合の行動例を解説するので、参考にしていただけると幸いです。

賃貸の場合はまず管理者に確認を

賃貸にお住まいの方は、大家や管理人など、建物を管理している人に連絡しましょう。賃貸に住んでいる場合、給湯器交換費用は管理者が負担することがほとんどです。

交換の手続きも管理者が行うのが基本なので、基本的には自前で行う必要はありません。

また、管理者指定の給湯器交換業者がいる物件もあるので、確認しないで自前で交換や修理をすると、費用を負担してくれない場合があります。なので、賃貸にお住まいの方はまず管理者に確認、この作業を徹底しましょう。

修理を依頼する場合

使用年数を確認する

給湯器を修理するか交換するかを決める基準となるのが使用年数です。給湯器の寿命は7~10年ですので、使用年数が7年を越えている場合は交換するようにしましょう。

現在起きている症状を詳しく説明する

修理を業者に依頼するときは、現在起きている症状を詳しく業者に説明してください。前述したように、故障内容によっては命に関わる症状もあるので、できるだけ詳しく説明しましょう。

現地に来てもらい修理する

業者によりますが、早いところだと1時間しない内に駆けつけてくれる業者もいます。現地では別途部品代が発生することが多いです。修理を依頼したタイミングで、概算の金額は教えてもらえますが、どうのような部品が必要かは現地を見ないとわからないことも多いので、追加の部品代はある程度覚悟しておきましょう。

給湯器が故障した場合の修理については、以下の記事で詳しく解説してますので、あわせてご覧ください。

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修理でおすすめの業者

修理でおすすめな業者はイースマイルです。24時間受付で全国に35拠点あり、対応も早めです。加えて、イースマイルは作業前に必ず無料見積りをして金額を提示してくれるので、検討する余地が与えられ安心できます。

「HPを見た」と電話で伝えれば3,000円の割引も適用されるようなので、検討してみてはいかがでしょうか。

※ただし、22時以降は深夜料金で割り増しになるので注意。

交換を依頼する場合

ここでは給湯器を交換する手順について解説します。

型番と設置状況を業者に連絡

まずは、給湯器の型番と、どのように設置されているか(壁掛け、据え置きなど)を説明しましょう。ネットで申し込みの場合は、業者の指定してた手順で入力するので、必要項目を入力していきましょう。

最近では現地調査なしの業者もあり、現地調査ありのとの差は概ね2~3日くらいですが、繁忙期や給湯器の在庫状況によっては、現地調査ありの業者の方が早いケースもあります。加えて現地調査込みの業者の方が、交換当日に追加費用の発生するなどのトラブルを避けることができるので、おすすめは現地調査込みの業者です。

ただ、何より早さを重視したい方は、最初の段階でどのくらい日数がかかるか聞いてみると良いでしょう。その結果、現地調査ありの業者が一番早いのならそれに越したことはありません。

複数業者に依頼して価格や保証などを見て交換業者を決定する

給湯器の交換は選ぶ業者によって価格や保証内容、対応の早さに違いがあります。緊急時でも、できるだけ同時並行で見積りをとって、複数社を比較検討できるようにしましょう。

詳しい見積りの方法や、給湯器交換のおすすめの業者も含めて、以下の記事で詳しく解説しています。給湯器交換を検討する際には、あわせてご覧ください。

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給湯器を故障させないための予防策

給湯器の修理や交換についての方法を知ることも大切ですが、そもそもでどうすれば給湯器が壊れないようにできるか、予防策を知っておくことも大切です。

ここでは、給湯器を故障させないための予防策について解説します。具体的には以下の通りです。

  • 給湯器の周りに物を置かない
  • 入浴間隔を短くする
  • 入浴剤を入れたまま追い焚きをしない

順番に解説します。

給湯器の周りに物を置かない

給湯器の周りに物を置いてしまうと、給湯器がうまく排熱や排気ができず、故障してしまう危険性があります。なので、給湯器の近くには物をおかずに、きちんと排熱や排気ができるような環境を整えましょう。

入浴間隔を短くする

入浴間隔が長くなると、お湯の温度が下がってしまうので、後から入る人は追い焚きをして温め直すでしょう。つまり、ひとりひとりの入浴間隔が長く、その都度追い焚きをすると給湯器の使用頻度が上がるので、自然と故障する可能性も高まります。

なので、なるべく入浴間隔を短くして追い焚きの使用頻度を下げるようにするだけでも、故障する確率を下げることができるのでおすすめです。

入浴剤を入れたまま追い焚きをしない

入浴剤を入れたまま追い焚きをすると、入浴剤の中に入っている硫黄や硫化ナトリウムなどが原因で、配管や給湯器内部を故障させてしまう可能性もあります。給湯器が故障する直接的な原因になるので、入浴剤を使用する日は追い焚きをしないようにしましょう。

ただ、入浴剤の中には、追い焚きをしてもOKな種類もあります。入浴剤のパッケージに「循環式風呂がまOK」という記載があれば、追い焚きをしても配管や給湯器本体を傷つけない仕様になっているので、使っても大丈夫です。

まとめ

ここまで解説した内容をまとめると以下の通りです。

  • お湯が出ないときはガス系統や電気系統が原因の可能性がある
  • お湯も水も出ない場合は、水道のトラブルの可能性も
  • 給湯器が原因でお湯が出ない場合はすぐに業者に相談しましょう。

お湯が出ないとお風呂に入れなかったり、冬場だと冷水で食器洗いをしなければならないなど、日常生活に大きく影響を及ぼします。なので、今回紹介した内容を参考にしていただけると幸いです。

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